「当たり前を疑う」ユダヤ流リスク回避術
本日は別のリスク管理に関するストーリーを紹介します。
「ノアの方舟」と「バベルの塔」の物語を読んだことがありますか?
ユダヤ教の律法である「トーラー」では、
当たり前として存在して誰もが疑わないで
恩恵に預かっている事象を、
完全に神が人間の足元から奪い去る事象が書かれています。
・1つ目の例が「ノアの方舟」のストーリーです。
「誰もが想像できないような大洪水を神が起こされ、
地球上の全てが大洪水の被害にあい、残ったのはノアの方舟に残っていた
ノアの家族と一つがいの動物の種族だけとなった」
というのがノアの方舟のストーリーの概要です。
なぜノアは生き延びることができたのか?
どうやって大洪水を予想したのか?
詳細は、トーラー(旧約聖書)の創世記6章から9章を
読んでいただければと思います。
・2つ目の例が「バベルの塔」のストーリーです。
「神が人間の傲慢を怒り、人間が建てた高層ビルであるバベルの塔を破壊した」
というのがバベルの塔のストーリーの概要です。
バベルの塔を立てるための前提となっていた人間の言語は、
このときまで同じであったとトーラーに記載されています。
人々が同じ言葉を話すために人々は思い上がり、
バベルの塔のようなものを作ってしまったのです。
そのため、神はその統一言語を否定し、それまで使われていた人々の言語が
急に通じなくなってしまったのです。
このストーリーからユダヤ人の親は子どもに対して
様々な問いかけを行います。
・あなたはこの場合どうする?
・なぜそう考える?
など様々な質問をします。
日本で急に日本語が使えなくなってしまったらどうするか?
他の人が違う言語で話していたらどうするか?
どうすれば「当たり前を疑うことができる」ようになるでしょうか?
幼い頃からの教育が最も重要ではないでしょうか?
「どうやったらあなたの子孫にこのような教育ができるか?」
これが根本的な議論になってくると思います。
ユダヤ人は1年かけてトーラーを読み続けます。
毎年トーラーを読み、過去に学んだことや今起きている事象を確認しながら、
じっくりと先人たちの知恵を現代に置き換えて議論し合うのです!
ここで主張したいこととして、
「トーラーを読んで、そこから様々な話をしましょう!」
と言うわけではありません!笑
もちろん、トーラーから学べることはたくさんあります!
幅広い視点で様々な国の教育から、
あなたのお子様にも現代を生き抜く
「役に立つ知恵」と「不変の真理」が身につくことを祈ります。
もう1度、あなたの身の回りの「当たり前」を洗い出し、
その状況が続かなくなった場合を想定してみましょう!


